歌/近藤夏子様




「さようなら」なんて言葉を
言わないで欲しかったよ
大好きだよまだ あなたを
お願い 嘘、と言って

なんてことない笑顔 いつも嬉しかったよ
あなたの言う言葉 すべてが思い出

まぶしく見える 街の明かり
切なく 暗い夜
私だけがここに一人で 立ち止まってる

いつの間にか こんな遠くに
気持ちは変わらないのに
つなぎ止められなかったよ
叶わない約束

寒いねって言いながら いつも歩いてたね
すれ違う人たちが 今は うらやましい

今ならわかるよ あなたの気持ち
本当は気づいてた
大人になれなくて 甘えてばかりでごめんね

あなたの暖かい その手を
離さなければよかった
時間は元には 戻せない
止まらない涙

忘れたことなんて 一瞬だってなかったよ
言葉は消えないの 何度だってよみがえる

「さようなら」なんて言葉を
言わないで欲しかったよ
大好きだよまだ あなたを
お願い 嘘、と言って

いつの間にか こんな遠くに
気持ちは変わらないのに
つなぎ止められなかったよ
叶わない約束